「特集 アンチエイジング最前線」の「大特集 私のアンチエイジング」で、作家の邱永漢氏が、ご自分のアンチエイジング法を公開しています。この記事で1年の半分を北京、上海、香港で暮らしている生活の中で、「一番私の関心をひいたのは漢方です」として、「がんを手術しないで飲み薬で治す療法がある」と、抗がん漢方薬の「天仙液」について書かれています。その部分を紹介します。
― あれからまた二十年がすぎて、いまの私は1年の半分以上を北京と上海と香港で暮らしていますが、それというのも中国の経済の発展を二十年前に予想し、いくらかでもそのために貢献したいという初志を貫く決心をしたからです。
スタートの時点で、文化や経済の交流は一方的なものではなく、必ず双方向性になる筈だからと、日本からの経済進出だけでなく、四千年の歴史を持つ中国から日本に受け入れられる文化的遺産は何だろうかとずっと気をつけてきました。
その中で一番私の関心をひいたのが漢方です。西洋医学を取り入れるようになってから日本では漢方をバカにするようになりましたが、漢方には漢方なりの長い歴史があり、理論もあれば実績もあります。人体実験も長期にわたって行われています。
その中の一つに癌を手術しないで飲み薬でなおす療法があり、その処方をした王振国さんと親しくなりました。たまたま週刊ポストの発行部数を百万部まで押し上げた名編集長の関根進さんが退職後、食道癌で危うく生命をおとすところを、王先生の「天仙液」で奇跡的に恢復し、十年たったいまも元気で活躍しています。
その蘇生の経過を目のあたりにした私はすぐに珠海にとんで王振国さんの病院を訪問し、その時の対談を本にしてグラフ社から出版しています。