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1999年6月7日、生活習慣病の定期予防検診を受けたときに、内臓に異常が見られるとの所見を言われ、早急に対応できる病院での処置が望ましいとの指導を受けました。まさに晴天の霹靂です。
翌6月8日、直ちに異常と判断されたレントゲンフィルムを片手に、K大学付属病院の外科を担当するG教授を訪ねました。その診断の結果は「進行性胃ガン」で、外科的手術により病巣の部分を摘出するのが最良の方法との見解を示されました。
今後のスケジュールとして、病院独自の検査を行いながらデータを集めて手術をしたほうか良いと医師の説明があり、私もこのような病気に打ち克つためには医師と患者の信頼関係を作り上げなければうまくいくものも難しくなると考え、手術の道を選択しました。
検査は可能な限り通院で行い、入院したら即手術を行う予定を組んだのですか、この「ガン」という悪玉がどんな奴か想像もできません。毎日毎日、お腹の中で触手を伸ばし勝手に振る舞っているような気もして、検査や入院までにその勢力を拡大しかねないと思うと、これはそのための対策が必要だ、と考えるようになりました。
そこで選択したのが、かねてから聞き及んでいた天仙液の服用です。西洋医学の対症療法と違って漢方は体質の改善などの効用が大きく、副作用が少ないという先入観がありましたので、万一、医師が抗ガン剤うんぬんを言い出す前に対抗しておこう、またひょっとして劇的な効果が出て診断したときより腫瘍自体がうんと小さくなり、手術不用!なんてこともあるかも・・・・・・。まあ手前勝手なことを考え、さっそく、その日から一日四回の服用を試みました。
担当医師には、その成分表を提示したうえで許可を得て、入院してからも手術の前夜まで服用しました。この間、服用した日数は22日と短く、入院してから手術日まで7日しかなかったので、腫瘍が消える、あるいは小さくなるなどの劇的な効果は、医師たちの言葉に出てこなかったため、残念ながらわかりませんでした。
でも、自分では多少なりとも進行が阻害され、その結果、手術がうまくいったのではないかと思っています。医師の話では、検査のために切除したリンパが55ヵ所で、そのうち転移は0/55で、リンパの転移は全然ナシ。また血液検査からも血液への移行は見られず、「予想以上に良い結果ですよ」との誇らしげな説明がありました。
それはそれで、患部を切除して原因を消滅させるわけですから、そこからガン細胞が消えるのは当たり前で、当方としては己が胃の大部分を悪玉に差し出す、という多大な犠牲を払っているわけですから、それ以上のマイナスがあってほしくはありません。
それと転移は、囚果関係はあっても手術自体のおかげで転移が消えたということではなく、別の要因があろうというものです。これこそ、わが体の中で「天仙液」が一生懸命、悪玉と陣取り合戦をしてくれたおかげではないか?と今振り返っても思うのです。
手術後は、もっぱら傷口をかばいながらの歩行練習を主なメニューとし、流動食が許されてからは1日5回に分けた離乳食のような物で腸をコントロールするという作業に明け暮れました。これが結構難しく、食べ過ぎて逆流させてはいけないし、また消化機能が著しく低下しているため、消化の悪い物を食べて腸閉塞を起こすのが」番始末が悪いと厳重に注意されました。食べて良い物、避ける物などは退院時に栄養指導の説明があり、これを忠実に守ればいいのですか、難しいのは食事のコントロール。一年以上過ぎた時点でも、思うようにはいきませんでした。
手術後3週間で退院し、この間ご無沙汰していた「天仙液」に再会を果たしました。午前3時、9時、午後3時、9時の1日4回の服用をきっちりと続けました。夜中の3時にわざわざ起きだして薬を飲むのは、それだけでストレスになるのでは、という方もおりますが、人体のリズムに基づく理論に裏付けられた時間であるため、ガン細胞をやっつけるには、これも仕方かないかと毎日決まった時間に飲むようにしました。
私が服用していた天仙液は、「中國1號天仙液強効型」というタイプで、人によっては飲みにくいと言われる方もいるそうですが、私が鈍感なのか舌に合ったのかわかりませんが、香りも味も薬を飲んでいるような感覚はまったくなく、ジュース感覚?と言えばややオーバーですが、ドリンク剤を飲むような感じで、抵抗感はまったくありませんでした。
長白山の麓で採取した薬草の成分を多用し、なにやら秘境めいたところで生育した薬草と言われると、それだけで貴重なものとしてわれわれ日本人の心に訴えるものがあります。大切なエキスが底の方に沈殿しているので、飲む前にボトルをよく振ったほうがいい、などと言われますと、何か自然からの恩恵と言いますか、治癒力がいっぱい詰まっているような嬉しさを感じます。
このあたりが、病院、薬局なとから指示されて服用するものとは、根底から安心感が違うような気がします。ガンに効用があると言われるものは結構出回っていますが、自分の体質に合うものであれば、それが一番だと思うし、また、信じて飲むことが何よりも大切な治療となるはずです。
医学の進歩や早期発見など、様々なシステムによって、ガン治療そのものはどんどん変わってきています。一昔前のように、冒されたら絶体絶命というようなことはないにしろ、怖い病気であることには変わりはありません。しかも、一定の年齢に達するとガンにかかる確率が30%を超えるという厄介な相手でもあります。それだけに、可能な限り考えられる対応は単備しておく必要があります。
私は手術してから満2年経過しました。今のところ転移とか、再発とかの傾向は見られません。ただ、6ヵ月前からは服用の回数を1日2回に減らして、転移・再発予防の意味で飲み続けています。このまま順調に推移できればありがたいことだと思っています。 |
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