県立静岡がんセンター(長泉町)は1日、専門領域の看護のプロを養成する認定看護師教育課程(皮膚・排せつケア分野)を開講した。
認定看護師の資格制度を担う社団法人日本看護協会によると、教育機関は大学や県の看護協会が多く、病院が設けるのは全国で初めてだという。
受講生はすべて病院勤務の現役の看護師。
同センターの2人のほか、県内外の病院からも4人が勤務先の理解を得て12月までの7カ月間にわたり、看護に関する講義165時間、実習255時間をこなすことになる。
同センターで1日、開講式があり、鳶巣(とびす)賢一病院長は「看護は医療の根幹。第1期生として全力投球し、専門領域のプロへの道を歩んでほしい」と激励した。
これを受け、受講生を代表して同センターの看護師、石黒美穂さん(35)が「専門知識、高度な看護実践と適切な倫理的判断力を備えた認定看護師になれるようにしたい。志を同じくした仲間たちと切磋琢磨(せっさたくま)して成長したい」と宣誓した。
同センターは来年度、がん化学療法分野などの認定看護師教育課程の開講も目指す。認定看護師は97年に誕生。19分野の専門領域のうち17分野に全国で4438人(うち県内107人)が活躍している。
(「毎日新聞」6月2日)