日本医療政策機構「がん患者意識調査2010年」がん治療の方針決定過程に約2割の人が不満足

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2010年11月4日~12月20日にかけ、日本医療政策機構が実施した「がん患者意識調査2010年」の結果、がんの治療方針の決定のプロセスについて、不満足と感じているがん患者らは全体の約2割であることが分かった。この調査は、がん関連の患者団体に所属しているがん患者・体験者と、その家族・遺族を対象に実施したもので、1446人から有効回答があった。

この調査項目のうち「治療方針の決定過程」の満足度では「どちらかといえば満足」が45.4%で最も多く、次いで「満足」が29.7%であった。また「どちらかと言えば不満足」が16.9%、「不満足」が4.2%で、5人に1人が不満足と感じていることになる。

「医療機関の診断」と「受けた治療」の項目の満足度に関しては、「どちらかといえば不満足」と「不満足」を合わせると、それぞれ22.4%と15.3%であった。この3項目について、不満足と感じた理由には、「精神面に対するサポートが不十分」がいずれの項目でも挙げられ、約半数を占めていた。

これらの結果を踏まえ、日本医療政策機構は、「がんの診断・治療に対する満足度を上げるためには精神面に対するサポートを充実させることが有効だという可能性が示唆された。今後はそのサポートをより充実させるための具体的な対策を推進する必要がある」としている。

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