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| ガンの補完代替医療学会サテライトシンポジウムが7月4日、都内で開催され、医療従事者や一般消費者など約400人が参加しました。基調講演やパネルディスカッションでは補完代替医療分野での重要課題として、健康食品・サプリメントの安全性に関する話題が取り上げられました。 |
| 基調講演では、四国がんセンター第一病棟部長の住吉義光氏が「サプリメントの科学的検証と安全性の評価」と題し、講演しました。日本のガン患者がサプリメントをガンの治療や生存期間延長など、抗ガン剤代わりに利用していることを説明しました。そのように期待を持って利用しているにもかかわらず、サプリメントに関して有害な情報が混在・氾濫していることを問題視しました。
その上で、最も信頼できる情報として、米国国立医学図書館のデータベースを上げました。さらに、日本のマスコミの報道のあり方も批刊しました。厚労省がん研究助成金研究班の「ガンの補完代替医療ハンドブック」が新聞に取り上げられたときも、「アガリクス、サメ軟骨に効果乏しいという見出しが躍ったが、趣旨と大きくずれている」とし、ガイドブックはあくまで中立的な立場での情報提供のために発表したことを強調しました。 同氏は、サプリメントの正しい情報を知った上で、「主治医と相談しながら、不安解消、栄養補強、そして予防で利用するべき」と述べました。 シンポジウム「がんの補完代替医療」では、ガン患者の利用するサプリメントの安全性について議論されました。日本補完代替医療学会理事長鈴木信孝氏や金沢大学特任准教授の大野智氏らが参加しました。 ガン患者が補完代替医療の利用率の高いサプリメントの安全性担保が、立ち遅れている点に議論が集中しました。鈴木氏は、健康食品では、安全性・有効性が判断しにくいとした上で、「(行政は)食べ物だったら安全と放置してきた」と批判しました。また、大野氏は、成分の毒性だけではなく、製造過程も同様に重視すべきとし、製造過程の安全性も担保するシステムは必要との意見を述べました。 |
