がんとはどんな病気か

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私たち人間の身体は、細胞によって成り立っています。そして体内にある全ての臓器を組織し、構成する細胞は、絶えず細胞分裂によって新しい細胞へと生まれ変わり、増殖していきます。

この細胞分裂・増殖は、各臓器や組織の働きを常に一定に保ち、身体を正常にして健康的に働かせるために、精密にコントロールされているのです。

その精密な細胞分裂・増殖のコントロール能力に狂いが生じてしまうと、一部の細胞だけが分裂・増殖を繰り返してしまうのです。つまり、この異常な細胞がひとたび生まれると、正常な細胞分裂・増殖のコントロールに従わずに自分だけが生き延び続け、身体が死んでしまうまで活動を停止しません。

古い細胞の寿命がきて、新しい細胞が分裂・増殖する前に、異常な細胞がどんどん分裂・増殖してしまい、ついには臓器や組織を破壊してしまいます。このような異常な細胞の塊りを、専門的には「悪性腫瘍」、つまり、「がん」と呼んでいるのです。

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