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食道がんの種別・原因・特徴について

このページでは、食道がんについての基本的な情報と、抗がん漢方・天仙液を使用して食道がんを克服した方々の体験談ページへのリンクを掲載しています。

食道がんとは

食道は消化器系のはじまりの部分であり、咽頭から横隔膜を貫通して胃までをつなぐ管状の器官です。食道がんは多くの場合、食道の真ん中あたりか、下3分の1の領域に発症します。消化管の外側は一般に「漿膜(しょうまく)」と呼ばれる丈夫な膜で覆われています。この膜のおかげで、内部で発症したがんが外へ広がりにくくなっています。しかし食道の外膜は線維質のうすい層で、さらに食道の周りには気管、肺、大動脈、リンパなどの重要な器官が集中しています。そのため食道に発症したがんは、他の臓器へ浸潤しやすくなります。がんが大きくなり、周囲へ広がっていくほど他の器官に転移する確率も高くなります。このほか、リンパ系づたいに転移が進むと、原発病巣から離れたリンパ節やその周辺まで転移が飛び火することがあります。このように食道がんは他の臓器に非常に浸潤・転移しやすいことから、早期に発見できるかどうかで、治療後の回復状態の良しあしが大きく変わってきます。

食道がんの分類

食道がんは次の2種類に大別できます。

  1. 扁平上皮がん
    食道がん全体の90%以上は扁平上皮がんです。食道内側の粘膜層を作る扁平上皮に発症します。扁平上皮がんは男性に発症する割合が圧倒的に多く、その中でも喫煙者の方が発症する割合が高いという特徴があります。
  2. 腺がん
    腺がんの食道がん全体に占める割合は10%以下です。食道の内側の壁にある粘液を分泌する食道腺にある腺細胞ががん細胞と化したものです。欧米では食道がん全体の約40%を占めており、食生活や生活習慣の欧米化などによって、今後日本においても腺がんは増えていくことが予想されています。

食道がんの原因

食道がんはアルコール度数の高い酒の常用、熱い食べものや刺激の強い食べものの摂取によって発症の可能性が高まるとされています。そのため、日本や韓国などの極東アジア、アフリカ、インドなどで発症率が高くなっています。日本人は生まれつきアルコールの悪玉であるアセトアルデヒドを分解する「ALDH」酵素のはたらきが弱く、アセトアルデヒドが体内に残りやすくなります。このアセトアルデヒドが食道の粘膜を傷つけることで食道がんを引き起こしやすくなるといわれています。食道がんを発症した人は、食道がんと同様に飲酒や喫煙が主な原因となる咽頭がんや喉頭がんが重複して発症しやすくなります。アルコール摂取にくわえてさらに喫煙の習慣が加わると、さらに発症のリスクは高まります。タバコには数十種類の発がん性物質が含まれていますが、飲酒によってその吸収が促進されるためです。

食道がんの症状

がんが粘膜の表層に留まっている状態では、一般的に自覚症状はありません。しかし人間ドックなどで内視鏡検査を受け、この段階で発見される患者が、全体の20パーセント近くいます。この段階の発見であれば完全な治癒が期待できます。しかしながら多くの場合、がんが進行してから症状に気づきがんが発見されます。
典型的な症例は、熱いものを飲みこんだとき、胸にしみる感じがする、胸の奥に痛みを感じるなどです。さらにがんが進行すると、食道が狭まり弾力性も失われるため、食べものがのどにつかえるようになります。これが悪化すると、水を飲むこともできなくなります。症状が進行し、周囲の組織にもがんが浸潤すると、それにともなう症状が現れます。がんが背骨や大動脈、神経を圧迫すると、背骨や胸の奥が慢性的に痛むようになり、とくに背骨を叩かれると強い痛みが生じます。また、食道付近には声帯をコントロールする神経が通っており、ここががんになると発声がしづらくなるため声がかすれるようになります。

食道がんの診断

食道がんが疑われるときは、X線検査と内視鏡検査を最初に行います。

  1. X線検査
    バリウムを飲んで食道内をおおい、その輪郭をX線で撮影します。これにより食道内腔の輪郭を浮かび上がらせ、食道が狭くなっていないか、がんによって穴が開いていないかを調べます。
  2. 内視鏡検査

    内視鏡検査は、表面的なごく小さながんを見つけるのに適しています。のどの奥に麻酔をかけ、内視鏡を食道に挿入し、食道内部を直接観察します。検査の前に食道にヨウ素液を塗布しておくと、健康な粘膜細胞は茶褐色または黒く染まり、がん細胞は白く残るため、容易に識別されます。

    血液検査、超音波診断で、より詳しくがんの広がりや病期を調べます。

  3. 血液検査
    食道がんに特異的な腫瘍マーカーは発見されていませんが、血液中にどのくらいのSCC抗原やCEA、IAPなどの成分が含まれているかを調べます。一般的にSCC抗原やCEAは進行がんやがんが再発した時に上昇します。
  4. 超音波診断
    内視鏡の先端についた超音波発振装置から食道の壁に超音波を当て、その反射像でがんが食道内壁にどの程度まで浸透しているかを調べます。ただし、がんが大きくなって食道内腔が狭まっている場合は、内視鏡ががん病巣にまで到達できないことがあります。

食道がんの病期(ステージ)

0期

がんは粘膜にとどまっている。

Ⅰ期

がんはまだ粘膜にとどまっている。または、粘膜下層まで浸潤しているが、リンパ節への転移は見られない。

Ⅱ期

がんは筋肉層、または外膜にまで及ぶようになる。または、がんの近くのリンパ節にまで転移している。

Ⅲ期

がんが食道の外膜や周囲の組織に広がっている。食道に沿ったリンパ節や、離れたリンパ節にまで転移している。

Ⅳ期

食道周囲の臓器か離れたリンパ節にまで転移している。または他の臓器や胸膜、腹膜まで転移している。

食道がんの治療法

  • 0期・Ⅰ期
    第一選択は手術になります。粘膜にがんがとどまっていれば内視鏡手術(EMR)という選択もあります。
  • Ⅱ期・Ⅲ期
    大抵が切除手術になります。放射線と抗がん剤で腫瘍を縮小させてから手術する場合もあります。外科手術が困難な場合、放射線やレーザー治療をおこないます。
  • Ⅳ期
    対症療法、緩和ケアが中心になります。

監修:孫 苓献
広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士・アメリカ自然医学会(ANMA)自然医学医師・台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師

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