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子宮体がんの再発と初期症状、
再発・転移の予防と治療方法

子宮体がんの再発とは

子宮体がんは、子宮の内側にある膜に発生するがんです。進行が遅いため早期発見、早期治療が可能ではありますが、再発・転移を起こしやすいがんでもあるため、治療後も慎重に経過観察をする必要があります。

子宮がんと最初に診断された際の治療法としては、「子宮全摘出術」「ホルモン療法」「放射線治療」などがあります。子宮は妊娠や出産にかかわる器官であることや、ホルモン治療や放射線治療が有効であることから、患者の強い希望によって手術を実施しないケースも多々あります。しかし、子宮を温存したケースでは、高い確率で再び子宮内膜にがんが発生してしまいます。子宮を温存したことが生命の危機に繋がることを出来る限り防ぐためにも、治療後の定期検診の受診は欠かせません。

子宮体がんの転移とは

子宮体がんは婦人科のがんの中では比較的、予後が良いとされています。しかし、子宮体がんは、がん細胞が全身に散らばりやすい性質があるため、転移を起こしやすいのです。そのため、治療後もしっかりとしたフォローアップをすることが大切です。子宮体がんは子宮内膜に発生し、初期の段階ではそこにとどまっていますが、徐々に筋層と呼ばれる子宮の外にある壁に浸潤をしていきます。浸潤が進むと、子宮に近い直腸や膀胱、腹膜、骨盤内のリンパ節などといった臓器や器官へ転移をしてしまいます。

がんが進行すると、がん細胞が血管内に入り、血液に乗って全身に回ってしまいます。そうなると遠隔転移をする可能性が高くなってしまいます。子宮体がんの転移先として多いのは、肺や肝臓といった臓器です。子宮体がんが遠隔転移をした場合、がんはかなり進行していると思ったほうが良いでしょう。

子宮体がんが再発したときの初期症状

子宮体がんの初期症状としては以下のようなものがあります。

  • 不正出血がある
  • 普段とは違うおりものが出る
  • 性行時に痛みを感じる
  • 排尿時に痛みがある
  • 排尿困難
  • 骨盤付近に痛みがある
  • 下腹部に痛みがある

これらの症状がしばらく続くような場合は子宮体がんの再発を疑い、すぐに医療機関で検査を受けるようにしましょう。子宮体がんは症状がはっきり出ないこともあり、再発や転移になかなか気づかないというケースも多いようです。治療後の定期検診を欠かさず受けて、早期に再発や転移を発見することが大切です。

子宮体がんの再発・転移予防

子宮体がんの再発・転移予防には、身体がエストロゲンという女性ホルモンにさらされるのを防ぐことがとても重要となってきます。エストロゲンには子宮内膜を増殖させるはたらきがあり、子宮体がんの再発リスクを高めてしまうからです。そのためには、まず体重管理をすることが大切です。皮下脂肪の中にはアロマターゼというエストロゲンの生成を促す酵素が存在します。そのため肥満体型の人は運動や食事管理で皮下脂肪を落とす必要があるでしょう。また、糖尿病や高血圧も子宮体がんの再発リスクを高めると言われています。なお、低用量ピルを服用すると、子宮内膜が常に薄い状態に保たれることから、子宮体がんの再発リスクが軽減されることがわかっています。そのほか、脂肪の多い食事は極力控えて、野菜を中心に栄養バランスの良い食事をとることを心がけましょう。

子宮体がんの再発・転移が見つかったときの治療法

子宮体がんは多くの場合で骨盤内に再発します。子宮体がんの再発が見つかった場合、手術が可能であると判断されれば「骨盤除臓術」と呼ばれる骨盤内の臓器を切除する手術を行います。手術が困難なケースでも、再発した病巣が骨盤の中に留まっていれば放射線治療を行いますが、それが難しいケースでは抗がん剤による化学療法を行います。

なお、再発した子宮体がんの放射線治療の効果は、部位によって異なります。膣に近い場所に再発したがんには放射線が非常に有効であり完治する可能性もあります。しかし、膣から離れた場所に発生したがんは、放射線があまり有効ではなく完治を目指すのは難しいとされています。

また、ホルモン療法で子宮を温存した場合の再発については、再びホルモン療法を行うことは推奨されず、子宮全摘出術が最善であると言われています。通常、再発したがんの予後はあまり良くないとされていますが、このケースは比較的良好であると言われています。しかし、妊娠を希望するなど、患者の強い希望がある場合は、放射線治療を並行して行うなどして可能な限り子宮の温存を試みることもあります。

子宮体がんの転移は、腹腔内や肺、肝臓や骨盤外のリンパ節などに多く見られます。遠隔転移をしているケースでは、がん細胞が既にリンパや血液にのって体中に回っているため、全身に作用する抗がん剤による化学療法が行われます。抗がん剤の副作用に患者が耐えられないというケースでは、あえて積極的に治療をせずに痛みを取り除く緩和療法を施すこともあります。

監修:孫 苓献
広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士・アメリカ自然医学会(ANMA)自然医学医師・台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師

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