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皮膚がんの再発と初期症状、
再発・転移の予防と治療方法

皮膚がんの再発とは

皮膚がんには、表皮の最下層である基底層から発生する「基底細胞がん」、表皮の中間層である有棘層細胞から発生する「有棘細胞がん」、メラニン色素を生成するメラノサイトががん化した「メラノーマ」の3種類があり、日本人の患者数は、基底細胞がん、有棘細胞がん、メラノーマの順で多いのですが、がんの悪性度はこの逆になります。

基底細胞がんは、再発する可能性が高いと言われています。瞼や鼻、唇などの周辺に発生することが多いため、顔の造作に影響が出ないよう切除範囲を極力狭くすることから、がん組織を取り残してしまうことが多いのです。また、腫瘍が不規則な形をしている場合なども取り残しが起こりやすいようです。再発を繰り返してしまうと、周辺の筋肉や骨などの組織を破壊して徐々に浸潤していき、次第に治療が困難な状態になってしまいます。

有棘細胞がんは基底細胞がんほどではないものの、再発の可能性があります。悪性度が高いことから手術の際は、がん病巣よりも広く深く切除する必要があります。最も悪性度の高いメラノーマは再発率が高いだけでなく、初期の段階から転移をする危険性があります。

皮膚がんの転移とは

基底細胞がんが再発するケースは比較的多いのですが、転移をすることはほとんどありません。しかし、放置してしまうと周囲の組織を破壊しながら徐々に大きくなり、骨にまで達することもあります。有棘細胞がんは、ある程度進行すると、リンパにのって他の臓器に転移する可能性があります。メラノーマは非常に悪性度の高いがんであり、放置すると皮膚の下の骨や筋肉へ浸潤してしまい、リンパ節や肺に転移するケースがあります。皮膚がんは身体の表面に発生することから、早期発見が容易ながんです。皮膚に異常が見らえるときは、ホクロやシミだと自己判断せず、医師の診察を受けることが大切です。

皮膚がんが再発したときの初期症状

顔にできる初期の皮膚がんは平らで見た目はホクロのようです。徐々に膨らみますが、感触は柔らかいです。また、足の裏に出来る皮膚がんは、まずは黒や茶色のシミが出来て、中心部より徐々に色が濃くなり隆起していきます。爪に出来る皮膚がんは、爪の生え際が黒くなり、爪の周辺の皮膚も黒くなります。爪が変形することもあります。皮膚がんの再発は、常に皮膚の状態をチェックして些細な変化を見落とさないよう注意することで早期に発見することが可能です。少しでも気になる症状が見られた場合は医療機関を受診し、専門医の判断を仰ぐことが大切です。

皮膚がんの再発・転移予防

皮膚がんの再発・転移予防には日常的に紫外線をさけることが大切です。日焼け止めクリームを塗る、長時間日光に当たらないようにする、長袖の洋服を着用する、帽子をかぶる、サングラスをかける、こういったことで紫外線の影響を弱めることが出来ます。

また、外傷からがんが発生することがあります。怪我をした場合は念のため経過を観察するようにしましょう。その他、慢性的な皮膚炎や乾燥肌などの刺激はがんを引き起こす要因となります。また、ホクロの数が多い人は見た目に変化が無いかを常に注意する必要があります。ヒ素やコールタールといった化学物質に触れることも皮膚がんの発生につながります。仕事などで使用する場合は十分な注意が必要です。

また、メラノーマは悪性度が高く再発の可能性も高いことから、最初の治療の際に病巣の切除箇所周辺にインターフェロンを局所注射で注入して再発予防をはかることもあります。

皮膚がんの再発・転移が見つかったときの治療法

皮膚がんの再発には手術による切除が試みられます。再手術に際しては、切除箇所の皮膚に大きな欠損が生じるケースが少なくありません。そのまま縫い合わせると皮膚にひずみが生じることもあり見た目が良くないなどのデメリットがあります。そのため、「植皮術」という、患者の身体から皮膚を採取して欠損部に移植する再建術などが行われます。移植した皮膚は数日で血が通うようになり周囲の皮膚となじみます。手術が困難である場合は主に放射線治療を行います。

皮膚がんが他の臓器に遠隔転移した場合、基本的に抗がん剤による化学療法や放射線治療を行います。手術適応となるのは、転移が1か所だけであり、手術が可能な病状であると判断された場合だけです。転移先が肝臓だけというケースでは、「動注化学療法」という、肝臓に直接抗がん剤を注入する治療法が用いられることもあります。また、メラノーマの転移には「重粒子線治療」という、炭素イオンを用いた放射線の照射が効果的であると言われています。患者が高齢で体力が無い場合などは「凍結療法」という、液体窒素を用いてがん組織内を超低温に冷やしてがん細胞を死滅させる治療を行うこともあります。リンパ節への転移には放射線治療が有効であり、高い確率で腫瘍は縮小されます。

監修:孫 苓献
広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士・アメリカ自然医学会(ANMA)自然医学医師・台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師

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