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子宮頸がんの再発と初期症状、
再発・転移の予防と治療方法

子宮頸がんの再発とは

子宮頸がんは、子宮頸部の粘膜に発生するがんです。ヒトパピローマウイルスに感染することで発生すると言われています。子宮頸がんは進行の緩やかながんであり、定期的に婦人科検診を受けている場合は早期に発見できる可能性が非常に高いです。

子宮頸がんと最初に診断された際の治療に、子宮を温存する「円錐切除術」や、放射線治療を実施した場合は再発の可能性があります。子宮頸がんの再発は、最初の治療から2年までの間に起こることが多く、この期間は担当医の指示に従い、確実に検査を受診して再発や転移の有無をチェックすべきでしょう。なお、初回治療時のがんの進行の度合いと再発率は比例すると言われています。

子宮頸がんの転移とは

子宮頸がんは進行が遅く、比較的悪性度も低いがんですが、周囲の臓器やリンパ節、場合によっては遠隔転移をすることもあります。子宮頸がんは子宮頸部の粘膜から徐々に浸潤し、膣や膀胱、尿管、直腸などといった周辺の臓器に転移をすることが多いようです。さらに病状が進行すると、がん細胞が血液やリンパに乗って全身を巡り、肺や脳、骨などに遠隔転移をします。また、子宮頸がんのがん細胞はリンパに乗って流れやすい性質があり、骨盤リンパ節の付近にある腹部大動脈周辺のリンパ節に転移するケースも多いようです。子宮頸がんが他の臓器に転移する頃には、がんが進行していることが予想されます。治療法の選択肢は限られ、根治を目指すことは難しい状況であると言えるでしょう。

子宮頸がんが再発したときの初期症状

子宮頸がんが再発したときの初期症状としては以下のようなものがあります。必ず誰にでも現れるものではありませんが、子宮頸がんの治療後はこれらの症状に十分気を配るようにしましょう。

  • 不正出血がある
  • 性行為中に出血がある
  • おりものに変化がみられる
  • 経血が増加する
  • 月経期間が長くなる
  • 腹部に張りを感じる

また、直腸に転移すると血便や下血といった症状が現れることがありますし、膀胱に転移すると血尿が出たり尿の量が少なくなったりします。子宮頸がんは初期症状の出にくいがんであるため、再発していたとしても自覚症状がないケースも多いようです。症状が出た時には既にがんが進行しているという場合もあるため、定期検診が欠かせません。

子宮頸がんの再発・転移予防

子宮頸がんは突然発症するものではなく、異形成というがんの前段階の細胞が5~10年、場合によっては15年という長い時間をかけてがんへと進行していきます。異形成は通常の細胞の状態ではありませんが、決してがんではありません。そのため、検査によって異形成の段階で発見することが出来れば、子宮頸がんの再発を防ぐことが出来ます。そのためにも、子宮頸がんの治療後には定期検診を受けることがとても重要なのです。

また、低用量ピルの服用は子宮頸がんのリスクを増加させることがわかっています。生理不順やPMSの改善、避妊などを目的に、低用量ピルを使用している場合は他の方法に変えるべきでしょう。

その他、日ごろから適度な運動をして身体を動かし、しっかり睡眠をとり、栄養価の高い食事を摂るように心がけましょう。喫煙は控えなければいけませんし、お酒の飲み過ぎもよくありません。

子宮頸がんの再発・転移が見つかったときの治療法

子宮頸がんの最初の治療の際、子宮の温存を目的とした「円錐切除」を行うことが多いのですが、骨盤内に再発してしまうことがあり、こういったケースでは、手術によって子宮全摘出術を行います。また初回の治療でホルモン療法や放射線治療を実施したケースでも同じく、ほとんどの場合で子宮全摘出術を行います。再発したがんが、子宮の周辺に広がってしまった場合は「骨盤除臓術」で膀胱や下部結腸、直腸を切除する場合もあります。こういった手術を行った場合、臓器や器官の切除によって失われた機能を回復させるために別途、尿路の再建や人工肛門を設置する必要があります。

がんが他の臓器に転移をしている場合は手術を行うことはありません。症状の改善を目指し、抗がん剤や放射線治療を行います。子宮頸がんが他の臓器に転移してがんが発生した場合、どこにがんが出来ても子宮頸がんの性質が引き継がれるため、子宮頸がん用の抗がん剤を用いて治療をします。子宮頸がんが転移しやすいとされているのは、骨盤内のリンパ節や膀胱、直腸などです。

子宮頸がんはリンパ節に沿って転移をするケースが多く、骨盤内リンパ節を経て傍大動脈リンパ節、鎖骨上窩リンパ節と転移をしていくため、このルートに放射線を照射することで病状の進展を抑制することが可能です。また、骨盤内の再発については、放射線治療と抗がん剤による化学療法を組み合わせた治療を行います。転移先のがんが進行しているケースなどは緩和ケア等、患者のQOL(Quality Of Life=生活の質)の維持を目的とした治療を行います。

監修:孫 苓献
広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士・アメリカ自然医学会(ANMA)自然医学医師・台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師

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