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乳がんの再発と初期症状、
再発・転移の予防と治療方法

乳がんの再発とは

乳がんは女性に最も多いがんであり、女性の12人に1人の割合で罹患すると言われています。乳がんは他のがんと比較すると再発率が高いとされています。乳がんの再発率は、最初に乳がんであると診断された際の進行度によって異なります。ステージⅠであれば10%以下、ステージⅡ期であれば30~40%、ステージⅢ以上の場合は50%以上であると言われています。

また、どのような治療をしたかによっても乳がんの再発率は異なります。乳房温存術は35%、乳房温存術に放射線治療を組み合わせると10%、胸筋温存乳房全摘術、皮下乳腺全摘術、皮膚温存乳房切除術は2%未満と言われています。

乳がんの再発は手術を行った方の乳房やその周辺の皮膚、リンパ節などに起こります。乳がんの治療で片方の乳房を切除し、その後もう片方の乳房にがんが見つかった場合は再発ではなく、新たながんと見なされます。

乳がんの転移とは

乳がんの場合、初期の段階からがん細胞が乳腺組織からこぼれ落ちて、血液やリンパにのって全身を巡ります。そのため、初めて乳がんと診断された時点で既に「微小転移」と言われる目には見えない小さな転移があるとされています。

乳がんの転移で最も多いのが骨への転移です。頸椎や骨盤、頭蓋骨、大腿骨などといった箇所への転移が多く、膝から下や肘から先の骨に転移することはほとんどありません。また、肺や肝臓、脳などに転移することも多いようです。いずれの場合でも、転移が見つかった時点で既にがん病巣が大きくなっているケースが多く、根治が難しいというのが現状のようです。

乳がんが再発したときの初期症状

乳がんの再発は、術後2~3年に起こることが多いのですが、中には10年後、20年後に発生する場合もあり、長期に渡って経過を観察する必要があります。乳がんが再発したときの初期症状としては、「手術部位のしこり」「首のしこり」「皮膚の赤味」などがあります。なお、乳がんの摘出手術後、しばらくたってから手術部位に痛みが現れることがあり、これを再発ではなかと疑う人が多いほうです。しかし、これは術後の回復期に見られる兆候であり、ほとんどの場合で再発と関係がありません。ただ、どうしても不安だという場合は医療機関を受診すると良いでしょう。

骨に転移すると、その付近に痛みを感じることが多いようです。大腿骨であれば股関節や太ももの痛み,腰椎であれば腰の痛み、胸椎であれば背中の痛み,骨盤であれば腰骨付近の痛みといった具合です。

肺へ転移すると、咳が続いたり息切れがしやすくなったりします。肝臓に転移すると、みぞおちの周辺に圧迫されたような痛みを感じたり、お腹に張りを感じたりすることがあります。しかし、これらの症状は誰にでも現れるものではありません。特に肝臓への転移はまったく自覚症状が出ないケースも多々あり、術後は医師の指示に従い定期的な検診を受ける必要があると言えるでしょう。

乳がん再発・転移予防

乳がんの再発予防には適度な運動が有効であると言われています。乳がんと診断された患者のうち、ほとんど運動をしていない人と適度な運動をした人との間では、再発リスクに25%程度の差が生じるというデータがあります。ただし、激しい運動をすればよいというわけではなく、ウォーキングなどの軽い運動を定期的に行うことが大切です。

また、肥満が乳がんの再発に関係するというデータもあるようです。体重が5 kg以上増えると、死亡リスクが1.6倍に増加するという報告もあり、体重管理も重要であると言えそうです。

また、乳がんの再発・転移には食生活が関連するという見解があります。特に大豆製品に含まれるイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをするため、乳がんの再発リスクを高める恐れがあるとする報告もありますが、海外のデータでは再発予防に効果があるとするものもあり、不透明な部分が多いというのが現状です。また、同様に乳製品や肉類の摂取が再発リスクを高めるとする見解もありますが、こちらも明確な研究データがないため、控え目に摂取すれば問題ないとされています。

乳がんの再発・転移が見つかったときの治療法

乳がんの再発・転移が見つかった場合の治療法は、病巣の場所や状態などにより異なります。温存した乳房に再発が見つかった場合は、乳房の全摘出による根治を目指します。これに並行して放射線治療や抗がん剤の投与を行うケースもあります。

乳がんが骨に転移した場合、骨折の危険性や激しい痛みが無い場合は、抗がん剤やホルモン療法などによる全身治療を行います。骨折の危険性や激しい痛みがある場合は上記に加えて、放射線治療や整形外科的な手術を行います。

乳がんが骨に転移した場合、骨折の危険性や激しい痛みが無い場合は、抗がん剤やホルモン療法などによる全身治療を行います。骨折の危険性や激しい痛みがある場合は上記に加えて、放射線治療や整形外科的な手術を行います。

監修:孫 苓献
広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士・アメリカ自然医学会(ANMA)自然医学医師・台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師

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