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【がん治療】抗がん剤のメリット・デメリット 

抗がん剤のメリット

全身に及ぶ効果

抗がん剤を用いた化学療法は、がんの三大療法の一つです。他の二つの治療方法である外科療法と放射線療法はがん病巣への局所的な治療であるのに対し、抗がん剤を用いた治療は効果が全身に及ぶのが特徴です。抗がん剤は点滴や注射、内服などによって体内に取り込みます。成分が血液に乗って全身を巡り、体内に存在する全てのがん細胞を攻撃して死滅させることが出来るのです。そのため抗がん剤の投与は、広範囲に広がってしまったがんの治療には最適なのです。他にも、悪性リンパ腫や白血病といった体液の中にがん細胞が存在するがんの治療にも適しています。また、早期がんを手術で切除した後に抗がん剤による治療を行うことで再発率が下がると言われています。

効果の有無を事前に確認できる

抗がん剤の使用にあたりネックとなるのが、患者と薬剤の相性です。どの抗がん剤が良く効くかということは個々の患者によって異なるからです。投与された抗がん剤が有効性を示す割合は30~40%程度とするデータもあります。重い副作用が発現するリスクもあることから抗がん剤の選択は難しい問題とされてきました。ところが近年では、患者と抗がん剤の相性を事前に調べることが出来るようになったのです。それが薬剤感受性試験です。事前に患者からがん細胞を取り出し、抗がん剤と共に培養をして、がん細胞がどの程度死滅するかを確認することで各患者に最適な抗がん剤を選択することが可能になったのです。

通院での治療が可能

以前は抗がん剤を用いた治療をするにあたっては多くの場合で入院の必要がありましたが、近年では通院での治療も可能となっています。初めて抗がん剤を投与する際は数日間の入院が必要ですが、医師が副作用の有無や程度を確認し問題ないと判断すれば、その後は通院での治療が可能となります。近年では抗がん剤による副作用を抑えたり、軽減したりする薬剤が開発されていますので、必要に応じて処方を受けられます。

抗がん剤のデメリット

強い副作用が出る可能性

抗がん剤治療を受けるにあたって避けて通れないのが副作用の問題です。抗がん剤は、がん細胞だけでなく健康な細胞まで攻撃してしまい、それが副作用となって現れるのです。現状、副作用が起こらない抗がん剤は存在しないと言われています。抗がん剤の投与で起こる主な副作用としては、吐き気、脱毛、全身の倦怠感、発熱、食欲不振などが挙げられます。身体的な苦痛ばかりでなく、精神面にも大きな影響をもたらすことがあり患者の負担となっています。しかし、健康な細胞は回復も早いため副作用が長期的に続くことは無いと言われています。また、副作用を軽減する薬剤の開発も進んでいますので、それらを服用することで辛い副作用を軽減することも可能です。

費用が高く治療が長期間に及ぶことも

抗がん剤による治療費は部位や病状によって異なるため一概には言えませんが、治療期間が長期に渡ると患者の負担も大きくなります。抗がん剤治療は効果が出るまでにある程度の時間を要すこともあり、手術よりも高額な医療費が必要となる場合もあります。治療に要する期間は短くても3か月、長い場合で3年以上とも言われていて、治療そのものが身心への負担となっているところへ、さらに金銭面での負担がのしかかる可能性もあります。症状によっては仕事を辞めざるを得ない状況になることもあり、先の読めない抗がん剤治療は金銭面がネックとなることが多々あるようです。

がん細胞が抗がん剤に対する耐性を持つ可能性

抗がん剤を長期間に渡って投与し続けると、がん細胞が耐性を持ってしまう場合があります。治療を開始したばかりの頃はよく効いていたとしても、ある時から全く効かなくなってしまうことがあるのです。そうなってしまうと、別の抗がん剤を使用して様子を見る必要が生じます。ところが、一度耐性を持ったがん細胞が厄介なのは、異なる抗がん剤に対しても耐性を獲得してしまい、最初から一切効果が出ないということが起こり得ることです。こうなると抗がん剤以外の治療方法を模索するなどの、治療方針の変更を強いられることになります。

抗がん剤の使用によって新たながんが発生する危険性

抗がん剤はがん細胞の遺伝子に働きかけて増殖を防いだり死滅させたりするのですが、正常な細胞にまで影響を及ぼしてしまいます。抗がん剤の影響で正常な細胞が遺伝子変異を起こし、がん細胞に変質してしまう場合があります。これがきっかけで新たながんが発症することがあり、これを二次発がんといいます。二次発がんは抗がん剤を長期間に渡り使用することで発生しやすくなると言われています。また、二次発がんを起こしやすいと言われている抗がん剤も複数特定されています。抗がん剤を用いた治療が長期に渡る場合は危険性を十分に理解し、担当医ともしっかりとした意思の疎通が図られていなければならないと言えるでしょう。

監修:孫 苓献
広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士・アメリカ自然医学会(ANMA)自然医学医師・台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師

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