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がん治療 抗がん剤治療が出来ない場合とは

抗がん剤治療が出来ないケース

抗がん剤治療を行うにあたって問題となるのが副作用です。人によっては重篤な副作用が起こることもあります。稀に生命を脅かすほどの副作用が発生することもあり、そういったケースでは抗がん剤による治療は断念せざるを得ません。

また、抗がん剤が効かない人がいます。抗がん剤が効かないケースとしては、自然耐性と獲得耐性の二つが考えられます。自然耐性は、がん細胞が抗がん剤の攻撃に対する耐性をもともと持っている状態のことで、いくら抗がん剤の投与量を増やしたところで効果は得られません。獲得耐性は、抗がん剤投与の初期段階では効果があるものの、投与を続けていくうちに次第に効果が得られなくなっていくものです。正常な細胞は一定周期で死滅し新しく生まれ変わるのに対し、がん細胞は死滅することなく細胞分裂を繰り返します。その過程で、少しずつ変異を起こし抗がん剤への耐性を獲得するのです。

また、がんの種類によっては抗がん剤が効きにくいとれるものがあります。薬が病気に対して与える効果の強さを薬剤感受性と言います。この薬剤感受性が弱いとされるのが甲状腺がんや悪性黒色腫です。これらのがんには、抗がん剤の効果がほとんど期待できないとされています。

他の3大療法の検討

抗がん剤による治療が出来ない場合、一般に他の3大療法である手術による外科療法か、放射線治療が選択肢として考えられます。手術はがん病巣を完全に切除することが出来れば根治が見込める治療ですが、局所的な治療であり広範囲に広がっている場合や多臓器に転移している場合は実施が難しいとされています。また、手術に耐えうるだけの体力が必要となります。放射線治療は臓器を温存でき、患者の身体的な負担が軽い治療ですが、晩期副作用や二次がんが発現する可能性もあります。

3大療法以外の治療法の検討 ~遺伝子治療~

遺伝子治療は比較的新しい治療法ですが、安全性が高く、身体的な苦痛も少ない治療法として徐々に認知され始めています。人間の細胞は何らかの原因で特定の遺伝子DNAが破損することでがん化します。遺伝子治療は、p53遺伝子と呼ばれる、がん抑制遺伝子を点滴や注射で投与することで、がん細胞を自滅させる治療法です。点滴や注射による治療で患者の負担も軽く、入院の必要がありません。また、p53遺伝子はがん細胞だけに働き、正常な細胞を攻撃することはありませんので、副作用の心配はほとんどありません。そのため、体力が低下している高齢者でも安心して受けることのできる治療です。

3大療法以外の治療法の検討 ~免疫細胞療法~

免疫細胞療法は、がんの3代療法に次いで第4の治療と言われるほど有効性の高い治療法として知られています。患者から採血をして採取した血液の中からリンパ球や樹状細胞を抜き出します。それを専用の施設で薬剤などを用いて刺激を与え、活性・増殖させるのです。後日、点滴を用いてこれを生理食塩水ともに患者の体内に戻すことで免疫力を高め、がん細胞を攻撃・破壊するのです。

免疫細胞療法は、身体の免疫機能を高めてがん細胞を攻撃・破壊する治療であり、効果は全身に及ぶため、がんが広範囲に広がっている場合や、多臓器に転移している場合でも有効です。免疫細胞療法は患者本人の免疫細胞を利用した治療法であるため、副作用の危険性が少なく安全な治療であると言われています。また、治療は基本的に通院で行い入院の必要がありません。しかし、免疫細胞療法は現在のところ医療保険の適用外のため全額自己負担となり、治療費が高額になってしまうというデメリットもあります。

3大療法以外の治療法の検討 ~高濃度ビタミンC点滴療法~

高濃度ビタミンC点滴療法は、点滴でビタミンCを大量に投与することで酸化作用を引き起こし、がん細胞を死滅させる治療法です。ビタミンCはサプリメントなどでも摂取することは可能ですが、がん細胞を死滅させるには血液中の濃度を350-400mg/dLという高濃度にする必要があり、点滴で大量に投与する方法がとられます。

血液中のビタミンC濃度が高くなると、ヒドロキシラジカルという強力な酸化作用を持った物質が発生します。ヒドロキシラジカルは細胞を死滅させる働きがあるのですが、正常な細胞にはヒドロキシラジカルを中和するカタラーゼという酵素があるため攻撃を受けることはありません。ところが、がん細胞は正常な細胞と比較するとカタラーゼが少ないため、ヒドロキシラジカルの働きによって死滅させられるのです。

血液中のビタミンC濃度が高くなると、ヒドロキシラジカルという強力な酸化作用を持った物質が発生します。ヒドロキシラジカルは細胞を死滅させる働きがあるのですが、正常な細胞にはヒドロキシラジカルを中和するカタラーゼという酵素があるため攻撃を受けることはありません。ところが、がん細胞は正常な細胞と比較するとカタラーゼが少ないため、ヒドロキシラジカルの働きによって死滅させられるのです。

監修:孫 苓献
広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士・アメリカ自然医学会(ANMA)自然医学医師・台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師

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