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悪性リンパ腫の抗がん剤治療と副作用について

悪性リンパ腫に対する抗がん剤治療の目的

悪性リンパ腫は「血液の三大悪性腫瘍」の1つであり、全身に巡っているリンパ球が突然変異し、がん化する病気です。がんの中では珍しく、基本的な治療に手術が含まれていません。

悪性リンパ腫は全身に発生する性質を持っているため、手術による治療は効率が悪く、治療は放射線と抗がん剤(化学療法)を用いた方法が主体です。

使用される抗がん剤は1つではなく、症状や状況に応じて3~4種類の薬剤を配合して投与されます。しかし、手術を行わずに寛解を目的とするため、他のがん治療と比べて抗がん剤の副作用も強烈な症状となることが多くなります。

使用される抗がん剤は1つではなく、症状や状況に応じて3~4種類の薬剤を配合して投与されます。しかし、手術を行わずに寛解を目的とするため、他のがん治療と比べて抗がん剤の副作用も強烈な症状となることが多くなります。

悪性リンパ腫の場合、根治は完治とは呼ばれず寛解(かんかい)と表現されます。寛解とは、がん細胞の大半が死滅し、身体に対して悪影響を与えないレベルにまで減少した状態です。

悪性リンパ腫は全身に発生する可能性がある「血液のがん」といわれており、その性質上完全にがん細胞が消えているかの確認は困難を極めます。そのため、精密検査によってがん細胞や腫瘍、それに伴う症状などが確認できなくなった時点で「寛解しました」と告げられるのです。

悪性リンパ腫に使用される抗がん剤の種類

先述した通り、悪性リンパ腫の治療は抗がん剤と放射線療法を軸として行われます。そして、ホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫のどちらかによっても、使用される抗がん剤は異なるのです。

まず、ホジキンリンパ腫では一般的に特定の抗がん剤を複数組み合わせた、ABVD療法という治療法が行われます。

このABVD療法に用いられる抗がん剤の種類は以下の4種類です。

  • アドリアマイシン(Adriamycin)
  • ブレオマイシン(Bleomycin)
  • ビンブラスチン(Vinblastine)
  • ダカルバジン(Dacarbazine)

各薬剤の頭文字をつなげてABVD療法と呼ばれています。
このABVD療法はホジキンリンパ腫の標準治療として行われており、患者の寛解率は約7割と非常に効果的な抗がん剤です。

非ホジキンリンパ腫では、CHOP療法が主となります。CHOPとは、ABVD療法と同様に、配合されている抗がん剤の頭文字をつなげた名称です。

CHOP療法に使用される抗がん剤は以下の4種類になります。

  • シクロホスファミド(Cyclophosphamide )
  • アドリアマイシン(Hydroxydaunorubicin)
  • オンコビン(Oncovin)
  • プレドニゾロン(Prednisone)

同じ薬剤でも、製品名が異なる場合もあります。

悪性リンパ腫のステージや患者の容体によっても変動しますが、非ホジキンリンパ腫の治療にはほとんどの病院がCHOP療法を採用しているでしょう。

悪性リンパ腫のステージや患者の容体によっても変動しますが、非ホジキンリンパ腫の治療にはほとんどの病院がCHOP療法を採用しているでしょう。

悪性リンパ腫の抗がん剤治療による副作用

悪性リンパ腫は抗がん剤による治療が主力となるがんですが、相応に副作用も強くなり身体への負担が大きくなります。

ステージや患者の状況によって使用される抗がん剤は異なりますが、上記で記述したABVD療法とCHOP療法の副作用についてご紹介していきましょう。

  1. ABVD療法の副作用

    ABVD療法に伴う副作用は、一般的な抗がん剤治療で生じる症状とほぼ同じです。

    基本的な副作用

    • 吐き気や嘔吐
    • 発熱
    • 食欲不振
    • 脱毛や冷え性

    これらの症状は、抗がん剤を投与したことによる骨髄抑制が主な原因となっています。
    赤血球や白血球、血小板の減少により上記のような副作用が生じるのです。またABVD療法に含まれているブレオマイシンには、咳や発熱・息切れなど肺に対して悪影響を与える肺毒性が含まれています。

    上記の肺毒性を避けるため、ブレオマイシンの配合を抑えたABVD療法がおこなわれることも少なくありません。

    その他、白血球の減少は免疫力の低下を意味するので、ウイルスに感染するリスクも高くなります。

  2. CHOP療法の副作用

    CHOP療法に伴う副作用も、基本はABVDと同じです。
    注意すべきは骨髄抑制による感染症などですが、その他にも以下のような作用が生じる場合もあります。

    基本的な副作用

    • じんましん
    • 発疹
    • 吐き気や嘔吐、食欲不振
    • 脱毛
    • 便秘
    • 末梢神経障害(手足などのしびれ)

    ABVD・CHOP療法それぞれの主な副作用は以上です。
    患者の体質などによってはアレルギー症状などが生じることもあるので、抗がん剤の投与には医師との相談が必要不可欠になります。

    また悪性リンパ腫の抗がん剤については、新型の種類も少なくありません。しかし、いずれにしても抗がん剤の基本となる副作用は残ってしまうようです。

監修:孫 苓献
広州中医薬大学中医学(漢方医学)博士・アメリカ自然医学会(ANMA)自然医学医師・台湾大学萬華医院統合医療センター顧問医師

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